・海外旅行の直前に、国内線が飛ばなくなったら?
・払い戻しはされる? 代わりの便は用意される?
・別の会社の事故でも、自分の便に影響するの?
2024年1月、イタリアに行く予定でした。佐賀空港から羽田へ飛んで、成田から出国するという日程です。
その3日前に、羽田空港で衝突事故が起きました。
結論から書くと、飛行機は飛びませんでした。払い戻しはされましたが、代わりの便はありません。私たちは新幹線で東京へ向かいました。自腹です。
何が起きたか
2024年1月2日の夕方、羽田空港のC滑走路で、着陸した日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突しました。
事故の概要
・発生 … 2024年1月2日 17時47分ごろ
・場所 … 羽田空港 C滑走路
・直後に全滑走路を閉鎖(18時ごろまでに)
・C滑走路の運用再開は 1月8日零時
海上保安庁の航空機は、前日に起きた能登半島地震の救援物資を運ぶ途中でした。
JALの事故なのに、ANAも飛びませんでした
ここが、私が一番伝えたいところです。
私が予約していたのはANAでした。事故を起こしたのはJALの機体です。それなら自分の便には関係がないように見えます。
そうではありませんでした。
滑走路が止まると、会社に関係なく影響が出ます。羽田は4本の滑走路で回している空港です。そのうち1本が1週間近く使えなくなれば、空港全体の便数が落ちます。実際、ANAも一部路線の欠航を決めています。
覚えておきたいこと
事故を起こした会社の便だけが止まるわけではありません。空港の機能が落ちれば、そこを使う全社に影響します。
案内されたのは、払い戻しだけでした
欠航が決まり、案内された内容は払い戻しだけでした。
・払い戻しはされた
・振替便の案内はなかった
・代わりの移動手段は、自分で見つけることになった
案内されたのは払い戻しだけで、代わりの便の話はありませんでした。「お金は返すが、席は用意できない」ということです。
それでも行くしかありませんでした

イタリア旅行の代金を、半年以上前に払っていたからです。2023年6月に予約して、4人分で100万円を超える金額でした。
国内線が飛ばないのは羽田までの移動手段の話であって、イタリア行きの便(成田発)は動いています。成田にさえ着けば、旅行は成立します。
久留米から、新幹線を取り直しました
やったことは単純です。久留米から新幹線を取り直しました。どこでどう手配したかまでは、記録が残っていません。
新幹線代は自腹です。航空券の払い戻しは受けましたが、それで新幹線代がまかなえるわけではありません。
新幹線代は、戻ってきませんでした
航空券の払い戻しは受けました。ですが新幹線代は自己負担です。
振替便の案内もありませんでした。私たちの便が欠航になった時点で、振り替える先がなかったのだと思います。
航空会社の対応は欠航の理由によって変わります。天候などの不可抗力か、機材の故障などの会社都合かで扱いが違うとされています。実際にどうなるかは、その時に航空会社へ確認してください。私たちのケースを一般化はできません。
国内線と国際線を別々に取っていると、どうなるか

私たちは国内線(佐賀→羽田)と国際線(成田発)を、別々に予約していました。
この形だと、国内線が飛ばなくても、国際線は予定どおり出ます。待ってはくれません。「国内線が欠航したので国際線をずらしてほしい」は通らない、ということです。
だから、こうなりました
・国内線 … 欠航。払い戻しあり
・国際線 … 予定どおり成田を出発
・その間をどう埋めるかは、自分の責任
逆に言えば、成田に着きさえすれば旅行は成立します。だから新幹線を取りました。
北海道から行く方は、影響を受けませんでした
この旅行は4人で行きました。私たち3人は九州から、もう1人は北海道からです。
北海道からの1人は成田へ直行だったので、羽田を経由しません。だから何の影響も受けませんでした。
同じ旅行でも、経由地が違えば影響が変わります。羽田を通る人だけが足止めされました。
結果として、成田で合流して、予定通りイタリアへ発ちました。
同じことが起きたら
経験から言えることを書いておきます。
1. 他社の事故でも、自分の便は飛ばないことがある。滑走路が止まれば全社に影響します
2. 払い戻しは出ても、代わりの席は出ないことがある。振替を待たない方がいいです
3. 陸路をすぐ調べる。新幹線・高速バスは、空港が止まっても動いています
4. 移動手段は早く押さえる。空港が止まっても陸路は動いています
旅行の代金は先に払ってあり、成田発の便は動いていました。行くしかない状況だったというのが実際のところです。
払ったお金は戻りません。だったら成田に着く方法を探すだけです。

この旅行の続き
・イタリア9泊10日の全記録(日程・費用のまとめ)
・トレビの泉は朝5時台なら誰もいません
・ローマ初日にコロッセオへ入れなかった話
・予約したツアーが不成立に|ローマから自力でチヴィタ・ディ・バニョレージョへ
※ 事故の情報は報道および公表資料によります。航空券の取り扱いは状況・航空会社によって異なります。