・ポンペイは雨でも行く価値ある?
・ローマから日帰りできる?
・ガイドは付けた方がいい?
2024年1月、ローマからポンペイ・アマルフィ海岸・ポジターノを回る日帰りバスツアーに参加しました。
その日は雨でした。
ガイドの説明で分かったのは、ポンペイの道は雨が降ることを前提に作られているということでした。雨の日は、その仕組みが実際に働いている状態を見ることになります。

この記事に書いてあること
・道が排水路になっているという話
・2000年前の街に番地があった
・料金と集合時間(実際の数字)
・午後のアマルフィ海岸とポジターノ
この道の形には、理由がありました
写真をもう一度見てください。左が歩道、右が石畳の車道です。歩道の方が一段高くなっています。

ガイドが言っていたのは、こういうことでした。
雨が降ると、この車道が排水路になる
ここから先は、帰ってきてから調べた内容です。ポンペイには地下の下水道がありませんでした。雨水も、街なかの水飲み場からあふれた水も、すべて道を流れていきます。
だから歩道は50〜60cm高く作られ、道を渡るところには飛び石が置かれています。水が流れていても、足を濡らさずに渡れるようにするためです。
しかも飛び石の間隔は、馬車の車輪が通る幅に空けてあります。人も馬車も通れる設計です。
ポンペイには、他の街の20倍の飛び石があります
調べてみて驚いたのですが、ポンペイの飛び石の数は、他のどのローマ都市よりも桁違いに多いとされています。他都市の20倍という記述もありました。
それだけこの街の道には水が流れていたということです。
晴れた日であれば、石が並んだ道として通り過ぎていた部分だと思います。
2000年前の街に、番地がありました

建物の角にこういう表示が出ています。DOMVS CORNELIA(コルネリア家の館)と、番号の22。
ポンペイは碁盤の目に区画された街だったとされています。
霧の中に、ケンタウロスがいました

公共広場(フォロ)に、大きなケンタウロスのブロンズ像が立っています。
これは古代の遺物ではありません。ポーランドの彫刻家 Igor Mitoraj(イゴール・ミトライ/2014年没)の作品で、フォロに常設されているものです。
写真のとおり、霧の中に立っていました。

娼館の跡もあります
ガイドが案内してくれた建物のひとつが、ルパナーレ(Lupanar)でした。娼館の跡です。
ガイドの説明は「日本で言うソープランドのような場所」というものでした。細かい数字は、あとから調べたものです。
・部屋は10室(1階5室・2階5室)
・1室は1.4m × 2.7mほど
・各部屋に石造りのベッドが作りつけられている
・扉の上に壁画が残っている
扉の上の壁画は、提供されるサービスを絵で示していたとされています(これも調べた内容です)。
働いていたのは、多くが各地から連れてこられた人々だったとされています。
午後はアマルフィ海岸とポジターノ

ポンペイのあとは、バスでアマルフィ海岸へ向かいます。
ただし大型バスは途中までしか入れません。道が狭くなるところで小型のバスに分かれて乗り換え、そこから下まで降りていきました。
崖の斜面に街が張りついている、あの景色です。道は狭く、曲がりくねっています。大型バスが入れないのも納得でした。

ポジターノは、その海岸沿いにある街です。
訪れたのは1月。オフシーズンの時期です。

ピザの写真が残っていました。ナポリの近くまで来ている場所です。
ツアーの実際|朝6:50集合、1人22,899円
参加したのはローマ発の日帰りバスツアーです。
| 内容 | ポンペイ+アマルフィ海岸+ポジターノ |
| 集合 | 6:50/出発 7:10 |
| 集合場所 | ポポロ広場(ライオンとオベリスクのある噴水の横) |
| 料金 | 4名で91,596円=1人 22,899円 |
| 含まれるもの | 入場料・英語ガイド |
| 送迎 | なし(集合場所まで自分で行く) |
朝6:50集合です。集合場所はポポロ広場(ライオンとオベリスクのある噴水の横)で、ホテルから自分で移動する必要があります。
ローマから南イタリアまで移動し、そこからさらにアマルフィ海岸を回るので、1日がかりのツアーです。
ガイドが付くツアーでした
このツアーには英語のガイドが付きます。私は英語が得意ではありません。
ただ、その日は同じツアーに日本人の参加者がいて、通訳してくれました。一緒に回りながら、ガイドの説明を日本語で聞くことができました。
道が雨のために作られていること、娼館があったことは、そうやって知りました。それ以外の細かい数字は、帰ってきてから自分で調べたものです。
これはたまたまです。いつも日本人がいるとは限りません。英語のツアーを取るなら、説明が分からない前提で考えておいた方がいいと思います。
ポンペイは広く、何を見ているのかは、説明がないと分かりにくい場所だと思います。
雨の日に見えたもの
・道が排水路だったことが、水が流れる状態で見られる
・霧が出ると、遺跡の雰囲気が変わる
・石畳が濡れるので歩きやすい靴を
・1月の南イタリアは雨具があった方がいい
雨の日のポンペイは、道の仕組みが働いている状態で見られます。晴れの日とは違うものが見えました。
この旅行の続き
・イタリア9泊10日は1人43万円でした(費用の全内訳)
・ローマのカルボナーラは12ユーロ
・チヴィタ・ディ・バニョレージョへ自力で行く
・トレビの泉は朝5時台なら誰もいません
※ 2024年1月訪問時の記録です。料金・催行内容は変わることがあります。飛び石・排水の仕組みとミトライの彫刻については、公開されている資料で確認したうえで書いています。
