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イタリア9泊10日は1人43万円でした|ローマ・ベネチア・ミラノの全記録

・イタリアを1回で3都市回れる?
・9泊10日でいくらかかった?
・ローマ・ベネチア・ミラノをどう繋ぐ?

2024年1月、9泊10日でイタリアへ行きました。ローマ・ベネチア・ミラノの3都市です。

この記事は全体の記録です。日程・移動・費用をまとめています。個別の話は、それぞれ別の記事に分けました。

費用はすべて1人あたりで書きます。4人で行ったので、総額のままでは参考にならないためです。

早朝5時42分のトレビの泉 手前に数人だけ
朝5時台のトレビの泉。いたのはカップルが2組だけでした
目次

日程

1/5
1/6

ローマ

ドーハ経由でローマ着 12:50/コロッセオに間に合わず/夕方トレビの泉

1/7

南イタリア

ポンペイ+アマルフィ海岸+ポジターノ(6:50集合の日帰りバス)

1/9

ローマ → ベネチア

朝トレビの泉/ヴァチカン美術館/15:35の列車でベネチアへ

1/10

ベネチア → ミラノ

ゴンドラ遊覧/15:48の列車でミラノへ

1/11

ミラノ

セラヴァレのアウトレット(往復バス)/夜はCasa Lucia

1/12

ミラノ →

15:10発ドーハ経由で帰国へ

1/13

日本

成田 17:55着

3都市を鉄道で繋ぐ形です。飛行機の乗り継ぎはありません。

移動|3都市は列車で繋ぎました

ローマ → ベネチア
FRECCIAROSSA 9426/15:35発 → 19:34着(約4時間

ベネチア → ミラノ
FRECCIAROSSA 9744/15:48発 → 18:15着(約2時間30分

フレッチャロッサはイタリアの高速列車です。3都市を回るなら、鉄道が現実的だと思います。

ひとつ知っておくといいのは、旅行会社に手配してもらう場合「時間帯の指定」までで、便名の指定は追加料金になることがある点です。私たちのときもそうでした。

宿泊|3都市で3か所

・ローマ … ホテル・ケネディ(1/6〜1/9・3泊
・ベネチア … ベニス・タイムズ・ホテル(1/9〜1/10・1泊
・ミラノ … イビス・ミラノ・チェントロ(1/10〜1/12・2泊
いずれも2名1室×2部屋・朝食あり

ベネチアは1泊だけです。夜に着いて、翌朝ゴンドラに乗り、午後には次の街へ移動しています。

費用|旅行会社に払ったのは1人288,500円

まず、旅行会社に払った分です。

内訳1人
ツアー代金256,000円
事前座席指定8,000円
国内空港使用料2,660円
国際観光旅客税1,000円
現地空港諸税20,840円
合計288,500円

予約したのは2023年6月です。出発の半年以上前でした。4人で行ったので、総額は115万円ほどになります。

これに現地で使うお金が別で乗ります。ここが読めないと予算が組めないので、次に書きます。

個人で取ったら、いくらだったか

予約する前に、自分で全部手配したらいくらになるかを調べていました。そのときのスマホの画面が残っています。

まず航空券だけ。同じカタール航空の同じ便(成田発ローマ着/ミラノ発成田着)を、予約サイト別に並べたものです。

予約サイト総額(大人1人)
サプライス225,825円
Gotogate229,369円
Mytrip229,464円
Expedia230,960円
エアトリ232,060円

同じ便でも、どこで買うかで6,235円の差がありました。

次にホテル。泊まる予定の3都市を、同じ日程で調べたときの表示がこれです。

都市ホテル2名1室の料金1人あたり
ローマザ・ケネディ(3泊・朝食付き)40,140円20,070円
ベネチアベニス・タイムズ(1泊・朝食込み)22,972円11,486円
ミラノイビス・ミラノ・チェントロ(2泊)29,146円14,573円
合計92,258円46,129円

※ 2023年6月時点で、2名1室で検索したときの表示です。私たちは4人だったので2部屋。総額はこの倍になります

航空券225,825円+ホテル46,129円で、1人あたり271,954円。ここにまだ都市間の移動(列車)が入っていません。

私たちが旅行会社に払ったのは288,500円で、列車代まで含まれています。

差は16,546円。つまり列車代が1人16,546円を超えた時点で、旅行会社に頼んだ方が安いということになります。

1人あたり
自分で手配(航空券+ホテル)271,954円 +列車代
旅行会社288,500円(列車込み)
16,546円

ローマ→ベネチア→ミラノで特急2本です。この2本が16,546円に収まるかどうか。

列車を当日買うと、どうなるか

ここは実感があります。

2020年に同じ3都市を回ったとき、ベネチア〜ローマの列車を当日買いました。正確な金額の記録は残っていないのですが、「こんなにかかるの?」と声が出たことは覚えています。往復で数万円でした。

理由はあとから分かりました。イタリアの特急は、早く買うほど安い仕組みです。数ヶ月前ならかなり抑えられます。当日窓口で買うと、そこから跳ね上がります。

個人で組むなら、この予約も自分でやることになります。そして「現地に着いてから買えばいい」と考えると、いちばん高い値段を踏みます。

結論|今回は旅行会社の方が安かった

数字を並べて、はっきりしました。

自分で手配すると271,954円+列車2本分。私たちが払ったのは288,500円で列車込み列車代が16,546円を超えたら、旅行会社の勝ちです。

2020年に1区間の往復を当日買いして「こんなにかかるのか」と思った身としては、2区間で16,546円に収まる自信はありません。早割を狙って何ヶ月も前から張り付き、時間を決め打ちで買えば収まるかもしれません。ただ、それは予定を先に固定するということでもあります。

「ツアーは高い、個人手配の方が安い」と何となく思っていました。調べてみたら、今回は逆でした。

もちろん、いつでもそうとは限りません。行き先が1都市だけなら、話は変わります。今回は3都市を列車で移動する日程だったので、そこが効きました。移動が増えるほど、まとめて頼む方に分があります。

含まれていなかったもの

あとから「これは自分でやるのか」と気づいたものがあります。

空港とホテルの間の送迎(各自移動でした)
・現地のオプショナルツアー(別のサイトで自分で予約)
・コロッセオなどの入場チケット(自分で直接予約)

パッケージツアーというと全部込みのイメージがありますが、実際は「移動と宿だけ」に近い形でした。到着日の予定を詰めすぎて、コロッセオには入れませんでした。

日本から予約したオプション|1人44,677円

現地で回るものは、日本にいるうちに予約しました。

内容4名1人あたり
ポンペイ+アマルフィ+ポジターノ 日帰り91,596円22,899円
ヴァチカン美術館+システィーナ礼拝堂+サンピエトロ52,720円13,180円
ゴンドラ遊覧 30分貸切20,241円5,060円
セラヴァレ・アウトレット 送迎バス14,152円3,538円
合計178,709円44,677円

ゴンドラだけは読み方に注意が必要です。これは1人あたりの料金ではなく1艇の貸切料金で、バウチャーには「1グループ 1〜5名」と書かれていました。

つまり2人で乗っても4人で乗っても同じ20,241円です。4人だから1人5,060円で済みましたが、2人なら1人1万円を超えます。

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現地でいくら使ったか

ここが、旅行前に一番読めなかった部分です。

正直に書くと、4人分の全額は分かりません。食事は誰かがまとめて払うことも多く、私が払っていない食事があるからです。

そのうえで、私のカードで払った分は明細に残っていました。

内容ユーロ
1/6ローマのホテルでの支払い36.005,895円
1/6空港の鉄道券売機40.006,550円
1/7売店(2回)24.503,968円
1/8ローマ・テルミニ駅の券売機9.151,482円
1/10ベネチアで買ったチケット38.006,195円
1/10食事132.0021,671円
1/10ホテルでの支払い(2件)24.203,953円
1/11夕食(Casa Lucia195.5032,096円
1/11アウトレットでの買い物・食事111.9218,252円
611.27100,062円

9泊10日で、私のカードからは約10万円でした。

ここには他の人が払った食事が入っていないので、実際の1人あたりはもう少し上だと思います。それでも「現地で10万円前後は動く」という感覚は、目安になるはずです。

ここまでの合計

旅行会社に払った分288,500円
日本から予約したオプション44,677円
現地での支払い(私のカード分)約100,000円
合計約433,000円

1人あたり43万円台。これが実際に動いた金額です。

カードの実効レートは1ユーロ164円でした

もうひとつ、明細を見返して気づいたことがあります。

カード払いのレートは、その日の為替そのままではありません。

決済ユーロ請求額実効レート
ローマのホテル36.005,895円163.8円
テルミニ駅の券売機9.151,482円162.0円
Casa Lucia195.5032,096円164.2円
全11件の平均611.27100,062円163.7円

2024年1月当時の為替は1ユーロ157〜159円ほどでした。つまり3〜4%が上乗せされています。

€611に対して3,000〜4,000円が手数料だった計算です。金額としては大きくありませんが、表示価格より数%高く払っていることは知っておいて損はありません。

結局、何を任せて何を自分でやったのか

整理すると、こうなります。

項目旅行会社自分
航空券(往復)
ホテル3か所
都市間の列車○(便名指定は追加料金)
空港⇔ホテルの移動自分
コロッセオの入場自分(→入れず)
ヴァチカン美術館自分
日帰りツアー自分(→1つ不成立)
チヴィタへの列車とバス自分

並べてみて気づいたことがあります。

この旅行でつまずいたのは、全部「自分でやった部分」でした。

コロッセオに入れなかったのも、ツアーが不成立になったのも、すべて自分で手配した部分です。

ただし出発前に国内線が欠航して、新幹線を自腹で取り直しています。旅行会社に任せた部分でも、トラブルは起きました。

次に行くなら、こうします

航空券・ホテル・都市間の列車は、旅行会社に任せます。上に書いたとおり、列車代まで入れると値段でも負けていません。手間を考えれば、なおさらです。

現地の観光は自分で取ります。ただし「パッケージは移動と宿だけ」と最初から思っておくこと。空港の送迎も、観光地のチケットも自分の仕事です。

全部自分でやると航空券と鉄道の手配だけで大変ですし、全部込みのツアーだと自由が利きません。

2020年に来たときは、1人12万円台でした

実は2020年1月にも、同じ3都市を回っています。そのときは2名で254,080円、1人あたり127,040円でした。

単純に割ると2倍以上ですが、2020年の金額に何が含まれていたかまでは記録が残っていないので、正確な比較はできません。ただ為替は、1ユーロが2020年は約122円、2024年1月は157〜159円でした。

ただし、今から行くなら「もっと高い」とは限りません。11月から2月はオフシーズンで、比較的安い時期とされています。詳しくは下に書きます。

1月に行くのは、悪くない選択です
・料金が安い時期
・観光地が空いている(トレビの泉は朝5時台でカップルが2組だけ)
・ただし日没が16:54。使える時間は短くなります

今から同じ旅行をすると、いくらか

私たちが払ったのは2023年6月予約で1人288,500円でした。今はどうなのか、同じ旅行会社の掲載を見てみました。

ただしそのまま比較はできません。今の掲載は5〜9日間が中心で、私たちが行った10日間の商品が見当たらないためです。

参考(2026年8月時点で見た掲載)
・エコノミー 5〜9日間 … 13.6万円〜58万円
・ビジネスクラス 8〜11日間 … 52.5万円〜
いずれも1名あたり・燃油込み・諸税別

幅が大きいのは、出発日とホテルのランクで 値段が動くためです。同じ「ローマ5日間」でも、時期によって倍近く違います。

冒頭に書いた11月から2月のオフシーズンが効くのはここです。同じ商品でも、この時期を選ぶと下限に近い値段になります。

ビジネスクラスも、思っていたより手が届く価格帯から始まっていました。片道十数時間の移動なので、そこにお金をかける選択もあると知っておくと、検討の幅が広がると思います。

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1月のイタリアはどうだったか

スマホの画面に残っていた数字
・チヴィタ(1/8) … 朝9時すぎ7℃/13時9℃・曇り時々晴れ
日の入りは16:54(ローマ)
・ローマは霧雨の日がありました

ここから先は公開されている平年値です。ローマの1月は平均最高12℃・最低3℃、日中は13〜14℃ほど。日の入りは月初が16:49、月末で17:23と、少しずつ延びていきます。

最低気温が3℃ほどなので、朝晩は冷えます。そして暗くなるのが早いです。17時前には日が落ちるので、午前中から動かないと1日が短くなります。

雨の日もありました。雨具は持っていった方がいいです。

個別の記事

この旅行で書いたこと
国内線が欠航して国際線に間に合わない(出発前の話)
ローマ初日にコロッセオへ入れなかった話
ヴァチカン美術館は日本で予約すると1人13,180円
ローマのカルボナーラは12ユーロ(テルミニ駅近く Luigi)
トレビの泉は朝5時台ならほぼ貸し切り
雨のポンペイで分かった、道が排水路だった話
チヴィタ・ディ・バニョレージョへ自力で行く
ベネチアの Trattoria da Mimmo はイカスミパスタ
ミラノで肉なら Casa Lucia

※ 2024年1月訪問時の記録です。料金・運行・営業は変わることがあります。2026年の価格は旅行会社の公開情報によります。

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この記事を書いた人

福岡と北海道、1,500km離れて暮らすアラフィフ夫婦です。yuuとoreの2人で書いています。2023年に再婚し、いまも別居婚を続けています。

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