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さっぽろばんけいのタクシーパックで手ぶらスノボに行った日|「プリウスで登れるんですか?」

・札幌でスノボをしたいけど、道具を何も持っていない
・レンタルはできる? 何を持っていけばいい?
・車がなくてもスキー場に行ける?

2023年の冬、札幌のさっぽろばんけいスキー場に行きました。2人ともスノーボードは未経験、道具はゼロ。片方は飛行機で来るので、荷物も増やせません。

そこで使ったのが、ばんけいスキー場の「わくわくタクシーパック」でした。札幌市内までタクシーが迎えに来て、リフト券と板・ウェアのレンタルが付いてくるプランです。

結論から言うと、手ぶらで行けて、その日のうちに2人とも滑れるようになりました。ただし「手ぶら」という言葉には、少し注意が要ります。

さっぽろばんけいスキー場のゲレンデと雪山

この記事に書いてあること
・タクシーパックを実際に使ってどうだったか
・「手ぶら」でも自分で持っていくもの
・スノボ未経験の2人が、初日でどこまで滑れたか
・ゴーグルなしで行って、どう思ったか

目次

迎えに来たのは、普通のプリウスだった

今でこそ夫婦ですが、この頃はまだ付き合い始めたばかりでした。福岡と北海道の遠距離で、実際に顔を合わせるのはこのときが2回目。会える日が限られているぶん、その日にやることは前もって2人で決めていました。

予約はyuuに任せました。地元の人間に任せた方が早い、というだけの理由です。このときは友人カップルも一緒で、4人で申し込みました

そして当日の朝。タクシーは時間通りに来ました。普通のプリウスでした。

これから雪山に行くのに、と思って、運転手さん(女性の方でした)に聞いてみました。

「これ、プリウスで登れるんですか?」

「行けますよ」

無線で誰かと話しながら、そう言われました。そして実際、思ったより普通に登っていきました。カーブで少し後ろが流れる感覚はありましたが、慣れた運転でした。

タクシーパックとは|市内まで迎えに来てくれる

ばんけいスキー場が販売しているプランです。正式名称は「わくわくタクシーパック」。

タクシーの往復送迎+リフト券+レンタルがセットになっています。ばんけいは札幌駅から約8.5km、車で20分ほど。市街地から驚くほど近い場所にあります。

私たちが便利だと思ったのは、荷物を持たずにホテルを出られることでした。板もウェアも現地で借りられるので、行きは手ぶらです。

さっぽろばんけいスキー場のセンターロッヂとレンタル用の板

帰りの時間と場所は、行きのタクシーの運転手さんとその場で決めます。添乗員さんはいません。私たちは行きと同じホテルまで送ってもらいました。

私たちが選んだプラン

プランは複数あります。リフト券だけのものから、板・ウェア・グローブまで全部付くものまで。プランの構成は年によって変わるので、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

私たちが選んだのは、板・ブーツ・ウェアが付くプランでした。一番上のグレード(グローブ付き)ではありません。

料金の見方に注意

公式サイトの料金は「◯◯円〜」と表記されていますが、これは4人で申し込んだときの1人あたりの金額です。公式にもこう書かれています。

※4名申込みで1人あたりの金額になります。

タクシー代を人数で割るので、人数が少ないほど1人あたりは高くなります。私たちは4人だったので表示価格に近い金額でしたが、2人で行く場合は予約フォームで人数を選んで確認してください。

※ 料金は毎シーズン改定されます。金額は必ず公式サイトでご確認ください
※ 夏に見ると商品ページが空になっていますが、廃止ではなくシーズンオフのためです(例年12月下旬から販売)

「手ぶら」でも、これは自分で持っていくもの

実際に行って分かったことです。

板もブーツもウェアも借りられます。でも帽子とグローブは、レンタルがありません。ゴーグルは借りられますが、プランには含まれていないので別料金です。

公式のよくある質問にも、こう書かれています。

帽子・グローブのレンタルは衛生上行っておりません。ご持参していただくか、館内のショップにて販売もしております。

つまり帽子とグローブは借りたくても借りられない。持っていくか、現地で買うかの二択になります。

※ 一番上のグレードのプランには「グローブ付き」とありますが、これはレンタルではなく買い取り品として付いてくるものです

私たちはこうしました

  • 帽子 … 持っていきました
  • グローブ … 現地で用意しました
  • ゴーグル … 持っていきませんでした

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ゴーグルは、借りればよかったと思っています

正直に書きます。私たちはゴーグルなしで滑りました。

今思えば借りるべきでした。

雪面の照り返しは想像以上に強く、目を痛めること(雪目)があります。しかも症状が出るのはその日の夜や翌朝なので、滑っている間に気づけません。「大丈夫だった」と言い切れる自信は、正直ありません。

現地で1,000円で借りられます。1,000円で目を守れるなら、借りた方がいいと思います。

持ち物まとめ
帽子 … 必須(レンタルなし)
グローブ … 必須(レンタルなし・現地購入可)
ゴーグル … プランには含まれません。現地レンタル1,000円。借りることをおすすめします
厚手の靴下 … ブーツで擦れます
日焼け止め・リップ … 雪の照り返しで焼けます。乾燥もします
髪をまとめるもの・ヘアブラシ … 帽子をかぶるので
着替え・タオル
身分証明書 … レンタル時に必要です

着いてから滑るまで

受付はすぐ終わりました。レンタルの受付はセンターロッヂ(ゲレンデ入口の大きな建物)の中にあるサロモンステーションです。

着替えはロッカーを使いました。脱いだ私服やカバンも、そのままロッカーに入れています。手ぶらで行っても、荷物の置き場所には困りませんでした。

※ レンタルは予約を受け付けていません。当日その場で借りる形になります

初日、どこまで滑れたか

一番正直に書きたいところです。

私(ore)は最初、ずっこけまくっていました。スノーボードは完全に初めてで、立つことすらうまくいかない。何度も転びました。

それでも繰り返しているうちに、だんだん滑れるようになりました。上のコースに行く頃には、自分でも驚くくらい普通に滑れていました。

yuuはスキーの経験がありましたが、スノーボードは初めて。「スキーの方がやり慣れているからかもしれないけど、スノボは難しいね」と言っていました。できるはずのことができない、というのは経験者ほどもどかしいのかもしれません。

最終的には、2人とも上から下まで滑れるようになりました。

あくまで私たちの場合ですが、未経験でもそこまではいけました。

ただし、リフトの降り場は別

滑るのは何とかなりました。問題はリフトを降りるときです。

2人とも、降り場で転げまくりました。

私は足が変な方向に曲がるかと思ったくらい捻りました。実際、その日は足が痛かったです。降り場は傾斜がついていて、板を履いたまま降りるので、初心者にはここが一番の難所でした。

転ぶたびに顔を見合わせて笑っていたので、痛いけれど嫌ではありませんでした。

yuuからひとこと
北海道に住んでいても、スキー場ってなかなか行かないんです。学校でやったことはあるけど、大人になってからわざわざ行くようなものじゃなくて。「いつでも行ける」と思っていると、結局行かないまま何年も経ちます。oreが来るタイミングで、初めて行きました。

初心者向けのエリアもあるようです

レンタルのスノーボードと、ばんけいスキー場の緩やかなゲレンデ

「わくわくスノーランド」という、子どもや初心者専用のエリアがあります。仕切りがあって他の人と接触しない作りで、スノーエスカレーター(動く歩道で斜面の上まで運んでくれる設備)が付いているそうです。

私たちは使わずにリフトに乗ってしまいました。ただ、リフトの降り場であれだけ転んだことを考えると、まずここで慣れてから行く方が体には優しかったかもしれません。

※ 私たちは利用していないので、料金や営業時間は公式サイトでご確認ください

ソフトクリームが付いていました

私たちが行ったときのタクシーパックには、ソフトクリーム引換券が付いていました。実際に食べています。

お昼は現地では食べませんでした。滑り終わってホテルに戻ってから、みんなで食べに行きました。なのでその日ゲレンデで口にしたのは、このソフトクリームだけです。

タクシーパックに付いていた引換券で食べたソフトクリーム

※ 現在のプランに付くかどうかは公式サイトに記載がないため、確認できていません

予約について知っておくこと

  • 2名から。1人で使う場合も2人分の料金がかかります
  • 前払い(WEB決済または銀行振込)
  • キャンセル料は10日前から発生します(10〜8日前10%/7〜2日前20%/前日30%/当日50%)
  • 翌日出発分の申し込みは前日17時まで

※ 当日の予約可否は年によって変わっているようです。急ぎの場合は直接お問い合わせください(011-641-0071)

送迎エリアに注意

私たちは札幌市中央区のホテル(一緒に行った友人たちが泊まっていた宿)で待ち合わせて、そこから乗りました。中央区なので追加料金はかかっていません。

追加料金なしで来てくれるのは、中央区全域と、西区・北区の一部(札幌新道より中心部側)などです。東区・清田区・手稲区・白石区・厚別区は全域が対象外エリアで、追加料金(車1台6,600円)がかかります。

宿やご自宅がどのエリアか、予約前に確認しておくと安心です。

※ 「タクシーパック」という名前ですが、ホテル宿泊者限定ではありません。迎え場所に「自宅」も選べるので、札幌にお住まいの方も使えます

行ってみて思ったこと

このプランが向いているのは、私たちのような人です。

道具を持っていない。荷物を増やしたくない。とりあえず一度やってみたい。

逆に、自分の道具を持っている人は、レンタルなしのプランを選んだ方が安くなります。

離れて暮らしていると、会える日にやることを2人でずいぶん前から考えます。当時はまだ、会うこと自体が特別な時期でした。

「スノボやってみたいね」と言い出したのがどちらだったか、もう覚えていません。でも道具を何も持っていない私たちが、思いつきから実際にゲレンデに立てたのは、手ぶらで行けるプランがあったからでした。

2人とも転びました。リフトから降りるたびに転びました。それでも最後は、上から下まで滑れるようになりました。

次に行くときは、ゴーグルを借ります。

施設情報

施設名 さっぽろばんけいスキー場
所在地 札幌市中央区盤渓410
電話 011-641-0071
アクセス 札幌駅から約8.5km・車で約20分/円山公園駅から約4km・約10分
営業期間 12月上旬〜3月下旬ごろ(積雪により変動)
駐車場 無料
ナイター 16:00〜21:00(ナイター券2,000円)

出典: さっぽろばんけいスキー場 公式サイト(2026年8月確認)

この記事について
私たちが実際に行ったのは2023年の冬です。料金・プラン内容・予約ルールはその後変わっています。記事内の施設情報は2026年8月に公式サイトで確認したものですが、おでかけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

タクシーパックの予約・料金を公式サイトで見る

よくある質問

Q. 「手ぶら」プランに帽子やグローブは含まれますか?
含まれません。公式サイトに「帽子・グローブのレンタルは衛生上行っておりません」とあり、レンタル自体が存在しません。持参するか、館内のショップで購入してください。

Q. ゴーグルはレンタルできますか?必要ですか?
現地で1,000円で借りられます。私たちは持たずに滑りましたが、雪面の照り返しは強く雪目のリスクがあるため、借りることをおすすめします。

Q. ホテルに泊まっていなくても使えますか?
使えます。迎え場所の選択肢に「自宅」「札幌駅」があり、宿泊者限定ではありません。

Q. 1人でも利用できますか?
最少2名からです。1人で利用する場合も2名分の料金がかかります。

Q. 料金は何人で行っても同じですか?
違います。公式サイトの「〜」表記は4名で申し込んだときの1人あたりの金額です。タクシー代を人数で割るため、人数が少ないと1人あたりは高くなります。

Q. スノーボードが初めてでも滑れますか?
私たちは2人とも未経験でしたが、その日のうちに上から下まで滑れるようになりました。ただしリフトの降り場では最後まで転んでいました。

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この記事を書いた人

福岡と北海道、1,500km離れて暮らすアラフィフ夫婦です。yuuとoreの2人で書いています。2023年に再婚し、いまも別居婚を続けています。

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